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中学生・高校生におすすめのオンライン教材、オンライン英会話とは


目次[非表示]

  1. 1. はじめに
  2. 2. 2020年の教育改革~大学受験に向けて中学・高校が取り組むべきこと
  3. 3. 学校向けオンライン教材、オンライン英会話導入時に押さえておくべきポイント
  4. 4. 四天王寺高等学校の取り組み
  5. 5. まとめ

1. はじめに

2020年※の教育改革により、大学入試の英語に「話す」「書く」が加わって4技能に増えることを受け、中学・高校では新しい学習法の導入が始まっています。その中でも、オンライン教材、オンライン英会話は、今求められる英語教育に適した学習法の一つです。そこで今回は、中学生や高校生におすすめのオンライン教材、オンライン英会話とはどのようなものなのか、学校に導入する際のポイントを事例とともにご紹介します。

※2019年11月5日現在、文科省は2024年度の実施を検討しています。

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2. 2020年の教育改革~大学受験に向けて中学・高校が取り組むべきこと

2020年からの教育改革において重要なポイントとなるのが、「アクティブ・ラーニング」です。これは教員による一方通行の授業から、生徒自身が主体的・能動的に参加する授業・学習へのシフトを意味します。

英語教育もこのポイントに基づき、大幅な変化があります。中学からは授業を英語のみで進める「オールイングリッシュ」となる上に、大学入試の英語教科では、これまでの「読む」「聴く」の2技能評価に「話す」「書く」が加わり、4技能評価に変わります。

これまで以上に「話す」技能を重視した学習を取り入れる必要がある中で、中学・高校の中には、学校としてオンライン教材、オンライン英会話を導入するところも増え始めています。

〉関連情報 2020年教育改革~どうする?小学校教員向けの英語研修


3. 学校向けオンライン教材、オンライン英会話導入時に押さえておくべきポイント

学校がオンライン教材、オンライン英会話を導入するに当たり、選定の際に押さえておきたいポイントをご紹介します。


1. 教材は信頼できるか

オンライン教材、オンライン英会話は、中学・高校ではこれまでほとんど利用されてこなかった未知の分野であると考えられることから、慎重に選ぶ必要があります。信頼性についての手かがりとなるのが、開発元や導入実績です。誰によってどのように開発され、実際にどのくらいの数の導入実績があるのか確認しておきたいところです。


2. スマホ対応か

スマートフォンは今やほとんどの学生が持ち歩いていることから、オンライン教材、オンライン英会話を導入する際にも、スマホ対応しているかどうかは、生徒が継続的に学習するためにも重要なポイントです。


3. 受講管理がしやすいか

学校がオンライン教材、オンライン英会話を導入する場合、教員側で生徒の学習管理がしやすいものであるほど有用です。管理システムで生徒全員の進行状況の詳細を確認できれば、遅進者が判明するため、集中的に的確な指導を行うことも可能です。


4. 実際に学習効果があるものか

学習効果についてもしっかり確認しておきましょう。明確な実績や具体例が示されているものを選ぶことが大切です。

「Reallyenglish(リアリーイングリッシュ)」は、イギリスに開発拠点を置く語学オンライン学習のリーディングカンパニーである「株式会社EdulinX」が提供する、eラーニングによる英語学習講座です。ケンブリッジ大学出版局やマグロウヒル等とも共同でコンテンツの開発実績があり、各種教育機関220校以上の導入実績を誇ります。

スマホ対応のeラーニングで行う英語学習であるため、隙間時間や通学時間を用いての効率的な学習が可能です。また学校側が学習管理も容易に行える上に、少ない時間と費用で高い学習効果が得られる良質なコンテンツが、国際的に高い評価を得ています。


4. 四天王寺高等学校の取り組み

ここで、オンライン教材、オンライン英会話を実際に導入した高校の事例をご紹介します。選定の基準や活用法、成果など、参考にしていただければと思います。


●導入前の課題

大阪府大阪市にある四天王寺高校は歴史ある女子校です。2020年以降に実施予定の大学入学共通テストで話す・書く能力が問われることへの対応として、しっかり自分の考えを伝えられるスピーキング力を養うICT教材が必要でした。
導入検討にあたり、希望時期に間に合う導入の迅速性やシステムトラブルの頻度、費用、教員側の学習管理のしやすさ、生徒1人ひとりの英語力に合うものなど、さまざまな基準をクリアするものを探していました。


●導入の理由

導入したのは、大学や数多くの企業で導入実績があることで信頼できるイギリス発のeラーニング「Reallyenglish」。さまざまなオンライン教材、オンライン英会話がある中で、特に、イギリスで開発され、そこに日本人が加わる形で制作している教材という点が決め手になりました。大学入学共通テストで利用される民間の英語試験は海外産のテストがほとんどであることがその理由です。


●活用方法

高校1年生の自習用の教材として活用しています。紙媒体の問題集や参考書と、eラーニング「総合英語コース7」との教材バランスを考慮しながら、質の高い日常学習をさせています。


●導入後の成果

教師が管理システムで全員の進行状況の詳細を確認する中で、予想以上に生徒ごとの進捗の開きが大きくなったため、遅れている生徒を学校のメディアルームに集めて、集中的に指導しています。
また、紙の問題集と違い、実際に自分でしっかり取り組まないと先に進めない点や、3分間パソコンの操作がなければ学習時間カウントも停止するようになっている点など、学習者が真面目に集中して学ぶことを促す設計が、生徒の学習を後押ししています。


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5. まとめ

学校の英語教育が大きく変わろうとしている今、オンライン教材、オンライン英会話を効果的に学校教育に導入することは、非常に有用です。信頼性が高く、実績も豊富、そして学校側や生徒に合ったものを選ぶことは成果を出すためには欠かせないことです。今回ご紹介したポイントと導入事例を参考に、ぜひ検討されてみてください。


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