海外赴任者向け英語研修とは?身につくスキルと研修内容を解説

海外赴任者向けの英語研修は、赴任前後の限られた期間で、会議・交渉・プレゼンなどの実務英語と、買い物や医療といった生活英語、さらに異文化対応力までを習得する必要があります。EdulinXは20年以上にわたり1,280を超える企業・教育機関の人材開発を支援し、赴任者の英語レベルや海外経験、赴任後の業務に応じた研修を提供しています 。本記事では研修の中身、選び方、導入手順までを整理します。

※本記事はEdulinXが運営しています(更新日: 2026年10月1日)。自社サービスの掲載箇所には【PR】を明記しています。

目次[非表示]

  1. ・海外赴任者向けの英語研修とはどのようなプログラムか
  2. ・失敗しない海外赴任者向け英語研修の選び方
  3. ・自社の課題に合わせたプログラムの選定手順
  4. ・海外赴任者向け英語研修の導入から実施までの流れ
  5. ・海外赴任前の語学研修でありがちな誤解と注意点
  6. ・学生から社会人まで、英語学習に留まらないグローバル人材育成ならEdulinXへ【PR】
  7. ・海外赴任者向けの英語研修に関するよくある質問
  8. ・まとめ:海外赴任者向け英語研修は、赴任前後の継続支援まで含めて選ぼう

海外赴任者向けの英語研修とはどのようなプログラムか

海外赴任者向けの英語研修とは、赴任先での業務だけでなく、現地での生活にも対応できるよう、語学力と異文化への理解を身につけるための研修です。一般的なビジネス英会話との違いは、英語を使った業務だけでなく、現地スタッフとの円滑なコミュニケーションまで想定している点にあります。

赴任者は着任後、現地社員への指示や進捗確認、会議での意思決定、本社との調整など、さまざまな業務を英語で行うことがあります。日常会話だけでは対応しにくい場面も少なくありません。

また、言葉が通じても、仕事の進め方や意思決定の方法が異なることで、コミュニケーションに行き違いが生じることがあります。そのため、語学力だけでなく、文化的な背景や考え方の違いを理解することも、現地スタッフと円滑に働くうえで重要です。

海外赴任者向けの英語研修では、語学力の向上に加えて、異文化理解や現地でのコミュニケーション力もあわせて身につけられる内容が求められます。

失敗しない海外赴任者向け英語研修の選び方

海外赴任者向けの英語研修を選ぶ際は、「赴任後の業務に必要な英語に対応しているか」「生活に必要な英語も学べるか」「異文化理解まで含まれているか」「自分に合った学習方法・内容になっているか」という4つの視点から確認すると、自社に合った研修を選びやすくなります。


実践的なビジネス会話に対応しているか?

まず確認したいのは、赴任後に実際に英語を使う場面に対応した研修内容になっているかです。

会議、プレゼンテーション、ネゴシエーション、ディスカッションなど、担当する業務に必要なビジネススキルを英語で学べるかを確認しましょう。一般的なビジネス英会話だけでなく、実際の業務で必要となる場面を想定した学習や、ロールプレイなどの実践機会があるかもポイントです。

EdulinXのESPシリーズでは、会議、プレゼンテーション、交渉、ディスカッション&ディベート、職場英語の5つのビジネススキル別コースを用意しています。eラーニングで必要な表現やスキルを学んだ後、ネイティブ講師とのレッスンで実践します。


生活・日常会話の習得までカバーできるか?

着任直後には、仕事だけでなく、買い物、レストラン、道案内、体調を伝えるなど、日常生活でも英語を使う機会があります。

そのため、「スーパーマーケットでの買い物」「体調を伝える」「道案内」など、具体的な場面がカリキュラムに含まれているかを確認するとよいでしょう。

「日常会話対応」とだけ記載されている場合は、具体的なテーマ一覧を確認し、テーマ数や初級・中上級といったレベル分けの有無を比較材料にします。

また、帯同する家族も受けられる研修があるか確認しておきましょう。家族が現地生活に慣れるまでの負担が、赴任者本人の生活や仕事に影響する場合もあるためです。


異文化理解やマインドセットも養えるか?

海外赴任では、英語力だけでなく、赴任先の文化や習慣、コミュニケーションスタイルを理解することも重要です。

EdulinXの「赴任前異文化研修」では、文化的規範や価値観、異文化コミュニケーションで生じる誤解、意思決定や信頼関係の築き方について学び、海外でのコミュニケーションやマネジメントに必要な理解を深めます。


忙しい出発前でも継続受講できる仕組みがあるか?

赴任後も同じ環境で学習を継続できるか、そして人事側が進捗を可視化できるかの2点で判断します。

確認項目は次のとおりです。

  • 時差に対応した受講可能時間帯と予約締切のタイミング

  • スマートフォン・タブレットでの受講可否

  • 研修担当者向けの学習管理画面とレポート出力機能の有無

受講者の学習負荷は、「週あたりの想定学習時間」を明記してもらうと比較検討がしやすくなります。


赴任者の英語レベルや目的に合った研修を選べるか?

海外赴任者といっても、英語力や担当業務、赴任先で英語を使う場面はそれぞれ異なります。一律のカリキュラムではなく、現在の英語レベルや赴任後の業務、学習目的に応じて研修内容を選べるかを確認することが重要です。

例えば、まず会話力を高めたい場合はオンライン英会話、会議や交渉など特定のビジネススキルを強化したい場合はスキル別の英語研修、英語力とともに異文化への理解を深めたい場合は異文化研修というように、目的に応じて必要な研修を組み合わせることが重要です。

また、赴任までの期間や受講者の業務負荷を考慮し、無理なく継続できる学習方法になっているかも確認しましょう。

自社の課題に合わせたプログラムの選定手順

プログラム選定は「誰が・どこへ・いつ赴任するか」の3点を確定させてから、受講スタイルを決める順序が効率的です。この順序を逆にすると、受講形式と必要な研修内容にずれが生じることがあります。


どのような基準で対象者やレベルを見極めるべきか?

対象者の英語力と赴任先の言語を掛け合わせ、4種類に分類して優先順位を決めます。

また、研修担当者は赴任予定者本人に直近のTOEIC® L&Rスコアや英語スピーキング経験の有無を提出してもらい、赴任先については現地法人の責任者に「日常業務の使用言語比率」と「現地社員のレポートライン」をヒアリングします。

マッピングの考え方は次のとおりです。

分類

赴任者の英語力

赴任先の言語

優先すべき研修

①

高

非英語 圏  

異文化理解・マネジメント英語

②

高

英語圏

高度なビジネス英語+異文化理解

③

低

非英語圏  

生活英語・基礎ビジネス英語+異文化理解

④

低

英語圏

基礎英語+異文化理解

例として、EdulinXの海外赴任マネージャー向け事例では、アジア圏5名・北米2名・南米1名・欧州2名の計10名を対象に、3か月間の研修を設計しています。詳細はこちらでご確認いただけます。


赴任予定者のニーズに合う受講スタイルはどう選ぶか?

赴任までの残り日数と受講者の人数だけでなく、赴任者の英語レベル、業務内容、英語を使う場面、研修の目的を踏まえて受講スタイルを選ぶことが重要です。

例えば、赴任までの期間が短い場合は、赴任後に必要となる業務や場面に優先順位をつけ、必要な内容を集中的に学ぶ方法があります。一方、時間に余裕がある場合は、eラーニングで基礎的な英語を学んだうえで、オンライン英会話などで実際に使う段階的な学習も検討できます。

また、複数の赴任者を対象とする場合は、共通する課題を集合研修で扱い、個々の英語レベルや業務に応じた学習を組み合わせる方法もあります。

自社で検討する際は、赴任予定者ごとに「現在の英語レベル」「赴任後の業務」「英語を使う場面」「赴任までの期間」を整理し、それぞれに必要な研修内容と受講時間を検討するとよいでしょう。

海外赴任者向け英語研修の導入から実施までの流れ

導入はヒアリング、カリキュラム設計、実施、進捗管理、成果測定の5ステップで進みます。全体で1〜3か月を見込むのが一般的です。


ヒアリングからカリキュラム設計まではどのように進むのか?

課題・受講者レベル・目標・予算・期間の5項目をヒアリングし、そのうえでカリキュラムを組み立てます。

提供会社に共有すべき情報は次のとおりです。

  • 赴任予定者の氏名・現職・英語力の現状・海外経験 

  • 赴任先と赴任予定日

  • 現地での職責(マネジメント有無)

  • 研修に使える予算と期間

カリキュラム設計では、汎用教材をそのまま使うのではなく、受講者本人の業務を題材にできるかも確認したいポイントです。一例として、EdulinXの「Business Communication」では、受講者本人の業務に関連したシナリオを設定し、情報交換、進捗確認、提案、交渉、プロジェクト管理、問題解決など12のレッスントピックを用意しています。

研修形式は、毎週行う定期的な研修のほかに、1〜2日の集中形式にも対応できる設計だと、赴任予定者の都合に合わせた研修が設計できます。

海外赴任前の語学研修でありがちな誤解と注意点

海外赴任前の研修では、「日常会話ができれば十分」と考えるのではなく、赴任後の業務や英語を使う場面に合わせて、必要なスキルを明確にすることが重要です。

また、英語が話せるだけでは、現地社員との円滑なコミュニケーションやマネジメントができるとは限りません。現地の文化や習慣、コミュニケーションスタイルを理解していないと、認識のずれや摩擦につながることがあります。英語力だけでなく、異文化理解も含めて赴任前に準備することが大切です。


日常会話ができれば現地での業務もうまくいくというのは本当か?

一概にはいえません。生活で使う英語と仕事で使う英語では、必要な語彙や表現が異なります。

買い物や道案内で使う表現と、会議で反対意見を伝えたり、現地社員にフィードバックをしたりする際の表現では、求められる内容が異なります。

生活で使う英語は赴任後の暮らしに慣れるうえで役立ち、業務で使う英語は仕事を円滑に進めるために必要です。どちらか一方に偏るのではなく、目的に応じて優先順位をつけながら学習するとよいでしょう。


英語力が高い社員にも語学研修は必要ですか?

英語力が高い場合でも、異文化環境では、意思決定やフィードバックの伝え方など、言語以外の違いへの対応が必要になることがあります。

異文化環境で起こりやすい行き違いとして、次の3点が挙げられます。

  • 言語が通じることで、価値観も共有できていると考えてしまう

  • 日本流の遠回しなフィードバックを直訳してしまうことで、意図が十分に伝わらない

  • 合意形成のプロセスの違いに気づかず、一方的な意思決定と受け取られてしまう

事前対策としては、着任前に現地の意思決定プロセスと信頼構築の作法をケースで学び、自分のコミュニケーションスタイルを客観視しておくことが大切です。

言語が流暢な場合、周囲から文化面についても理解していると期待されることがあるため、文化的な前提の違いにも注意が必要です。

学生から社会人まで、英語学習に留まらないグローバル人材育成ならEdulinXへ【PR】

EdulinXは、20年以上にわたり1,280を超える企業・教育機関の人材開発を支援してきた実績をもとに、海外赴任者向けの英語研修を語学と異文化の両面から提供しています。


会話力を強化するなら、Reallyenglishのオンライン英会話シリーズ

Reallyenglishのオンライン英会話シリーズでは、eラーニングで語彙やフレーズなどを学んだうえで、オンライン英会話で実際に使うことで、効率的にSpeaking力を強化します。

「EZ to Talk 2 Plus」は、eラーニング2レッスンに対してオンライン英会話1レッスンの割合で学習する、インプット重視のコースです。必要な英語をしっかり学んでから会話練習に取り組むことで、インプットを重視しながら会話力を高めます。 

「BRIDGE to Talk」と「Business Speaking Plus」は、eラーニングとオンライン英会話を1対1の比率で組み合わせたコースです。eラーニングで必要な語彙やフレーズを身につけてからオンライン英会話に取り組むことで、学んだ英語を実際の会話で使いながらSpeaking力を強化できます。BRIDGE to Talkは日常会話、Business Speaking Plusはビジネス英語に特化しています。 

オンライン英会話はフィリピン人講師が担当し、実践的な会話練習を通じて、学んだ英語を使う力を身につけます。


実務に直結する英語ビジネススキルコース「ESPシリーズ」

会議やプレゼンテーション、交渉など、特定のビジネススキルを英語で実践的に身につけたい場合には、ReallyenglishのESPシリーズが適しています。 ESPシリーズは、eラーニングでインプット学習をした上で、ネイティブ講師が指導するビジネススキル別の特化コースです。

「Global Meeting Essentials」「Global Negotiation Essentials」「Global Presentation Essentials」「Global Discussion & Debate Essentials」「Global Workplace Essentials」の5コースを用意しています。 

いずれのコースも、まずeラーニングで必須フレーズや重要表現、ビジネススキルに関するTipsなどを学習し、その後、ネイティブ講師とのレッスンで実践します。必要な表現を事前にインプットしてから実践することで、実際のビジネスシーンを想定した英語スキルを効率的に身につけられます。 オンライン英会話シリーズが幅広い会話力の強化を目的とするのに対し、ESPシリーズは、特定のビジネススキルを英語で実践できるようになることを目的としています。


異文化研修と現地スタッフとの協働プログラム

EdulinXの「赴任前異文化研修」は、20名以内・対面またはオンラインで、6時間×2日の計12時間で実施します。文化の複層構造、文化的規範・価値観、文化的な誤解、意思決定や信頼関係の築き方、カルチャーショック、コミュニケーションスタイル、仕事の指示やフィードバック方法までを扱います。

現地スタッフとの協働を直接扱う研修では、外国籍社員約10名と日本人社員約10名を想定し、前半をそれぞれ別々に、後半4時間を合同で実施する計14時間のプログラムを提供しています。合同研修では文化的アイデンティティの共有、コミュニケーションスタイルの違い、多様性を生かす方法、「5つのコンフリクト対応モード」などを扱います。


EdulinXが適している企業・導入前に確認したいポイント

海外赴任者の英語力を高めるだけでなく、赴任後の業務に必要なビジネススキルや異文化理解まで含めて育成したい企業には、EdulinXが適しています。赴任者の英語レベルや業務内容、学習目的に応じて、オンライン英会話やビジネススキル別の英語研修、赴任前異文化研修などを組み合わせて提案できます。

導入前には、赴任者が実際に英語を使う業務や場面、現在の英語レベル、赴任までの期間を整理し、必要な研修内容や学習方法が目的に合っているかを確認することが重要です。

導入のご相談・資料請求はEdulinX公式サイトをご覧ください。

海外赴任者向けの英語研修に関するよくある質問

海外赴任者向けの英語研修について、企業の人事担当者から多く寄せられる質問をまとめました。


出発まで3ヶ月でも研修を受講できますか?

可能です。研修期間が短い場合は、研修の対象範囲を赴任者の英語レベルや赴任後の業務内容、必要な英語使用場面を確認し、優先度の高い内容に絞って設計します。

英語研修だけでなく、現地の文化やコミュニケーションスタイルを学ぶ異文化研修を組み合わせるなど、赴任までの期間と目的に応じて必要な研修を検討することが重要です。


帯同する家族向けのプランや異文化理解研修も同時に申し込めますか?

可能です。EdulinXのeラーニングコースReallyenglishの中から帯同されるご家族様の英語力や学習目的に応じて、コースをお選びいただけます。中でもeラーニングとオンライン英会話を組み合わせた、EZ to Talk2 Plusは、対象レベルがTOEIC®300~990点まで幅広く、トピックも日常生活からビジネスまでカバーされており、帯同されるご家族の方にもお勧めです。

帯同する家族にも英語学習が必要な場合は、赴任者本人とあわせて受講をぜひご検討ください。


オンラインと対面はどちらの受講スタイルを選ぶべきですか?

赴任後も継続する学習はオンライン、集合での議論を伴う研修は対面または少人数オンラインが適しています。

EdulinXの海外赴任パックはeラーニングとオンライン英会話がセットになっているため、PCだけでなくスマートフォンやタブレットからも受講できます。

そのため、日本で学習を開始し、赴任後も同じ環境で学習を継続できます。


海外赴任者向けの英語研修を外部に依頼する費用はどれくらいですか?

EdulinXの法人向け英語研修は、目安として、eラーニングが1名あたり6か月25,000円程度から、eラーニングとオンライン英会話の組み合わせが1名あたり6か月50,000円程度から、講師による研修が1クラス約3か月100,000円からご利用いただけます。ただし、費用は受講人数、研修時間、実施形式、カスタマイズの範囲によって変動するため、一律の相場提示は困難です。

EdulinXでは、企業の課題、受講者の英語レベル、目標、予算、期間をお伺いした上で、最適なプランをご提案しておりますので、詳細はお気軽にお問い合わせください。


何名から研修を実施できますか?

プログラムによって異なります。EdulinXの英語ビジネススキル研修では、Zoom等を利用して1〜6名前後の少人数で受講、赴任前異文化研修は1クラス20名前後で実施しております。

赴任前異文化研修は集合研修で実施し、英語研修はレベルの応じて個別レッスンにて実施するなどの組み合わせも可能です。

まとめ:海外赴任者向け英語研修は、赴任前後の継続支援まで含めて選ぼう

海外赴任者向けの英語研修は、実践的なビジネス会話、生活・日常会話、異文化理解、継続受講の仕組みという4基準を軸に、自社の課題に合うかを確認することが重要です。

また、赴任者が着任直後から現地社員と信頼関係を築き、意思決定に参加できる状態を目指すうえでは、事前研修の設計が重要です。語学力に加えて異文化理解も研修に組み込むことで、現地での関係構築に備えやすくなります。

海外赴任者向けの研修は、赴任者本人の立ち上がりだけでなく、現地法人での定着や本社との連携を支える観点からも、赴任後の継続支援まで含めて設計することが重要です。

EdulinXは、20年以上・1,280を超える企業・教育機関の支援実績をもとに、海外赴任候補者の英語レベルや学習目的に応じた英語研修を提案しています。英語研修に加えて、赴任前の異文化研修も提供し、語学力だけでなく、現地の文化やコミュニケーションへの理解も含めて海外赴任に必要な準備を支援します。