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提案事例のご紹介② 海外赴任マネージャーへの研修


本日は、事例紹介の第二弾として、海外赴任をされるマネージャー職の方々に提案した事例を紹介させていただきます。今回のご相談は、海外赴任を控えたマネージャー職の社員に研修を検討しているとのことから、EdulinXにご相談をいただきました。下記が担当営業がヒアリングした内容のまとめとなります。


目次[非表示]

  1. 対象者に関する情報
  2. 相談内容
  3. お打ち合わせでの確認事項
  4. 提案内容
  5. 採用いただいた研修
  6. 無料オンラインで貴社の課題をご相談ください!


対象者に関する情報

  • 対象者は10名、全員がマネージャー職(課長クラス)
  • 赴任先はアジア圏5名、北米2名、南米1名、欧州2名
  • 英語レベルは、全員がTOEIC® L&Rテスト 800点以上(840点~920点)
  • 日々の業務では頻繁ではないものの英語を使っている(メールがメイン、会議の参加、出張など)
  • 全員、海外出張の経験はあるが、海外赴任は今回が初めて
  • 対象者には、2ヶ月後に辞令を出し、そこから3ヶ月後に赴任予定(研修期間は3ヶ月)


相談内容

  • 以前から同じ階層を赴任させてきていた。これまでも赴任者は英語力が高い方を選抜しているため、英語研修は実施しておらず、希望者には英会話スクール等の費用を補助していた
  • ところが、赴任先の現地外国人スタッフの離職率が高く、過去には赴任者とトラブルが起きたこともある。赴任者の英語コミュニケーション力や異文化対応力に課題があるのでは?という懸念があり、研修を検討している
  • 対象者の業務を考慮すると、グループレッスンは難しい。個々にマンツーマンレッスンを希望


お打ち合わせでの確認事項

上記のご相談内容を踏まえ、お打ち合わせで、研修内容の方向性をすり合わせさせていただきました。


英語レベルは高いが、業務での英語使用頻度が高くない、かつ、出発まで時間がなく、短期間の研修となるため、研修内容を現地社員とのコミュニケーションに絞る

  • 意見を述べる、相手を不快にさせない反対意見の述べ方、根拠の示し方、指示の与え方、進捗状況の確認方法、フィードバック、アドバイスの与え方など
  • 学習効果と研修生の利便性を考慮し、1回90分のプライベートレッスンにて実施
    (60分では学習時間が不足する、120分では研修生の負担が大きい)


海外経験の少なさから、異文化対応の研修は欠かせない。
特にマネージャーとして活躍するために、以下を目的とした研修を実施する

  • 現地社員をマネジメントしていくための異文化対応力、コミュニケーション力の獲得
  • 企業理念を自分の言葉で説明し、現地社員に理解・浸透させ、目的を共有する
  • 赴任前のキックオフ、クロージングとして、集合研修で実施(オンラインもしくはオフライン)


提案内容

上記のお打ち合わせを経て、EdulinXでは、下記のご提案をさせていただきました。


① 異文化研修: 異文化マネジメント研修

  集合研修: 1日7時間

    研修概要と目的

    • 海外赴任者に対し、キックオフの位置づけとして実施、英語研修に向けて個々が課題に気づき、モチベーションを上げるきっかけにする
    • 現地社員をマネジメントする上で、必要な異文化コミュニケーションスキルを身に付ける
    • 異なる価値観、経験を持つ外国人社員と効果的にコミュニケーションする方法を理解する
    • ダイバーシティのメリットを理解し、チームをリードする方法を考える
    • Zoomによるオンライン形式/講師派遣による集合研修のどちらでも実施可能


    ② 英語ビジネススキル研修: Global Workplace Essentials(一部カスタマイズ)

      プライベートレッスン: 週1回90分 × 10回(約2.5ヶ月)

    研修概要と目的

    • 現地社員をマネジメントする上で必要な英語コミュニケーション力の養成
    • 相手を不快にさせない反対意見の述べ方、フィードバックの与え方、進捗状況の確認方法、会議中の割り込み方など、現地社員との日常的な会話で重要になるポイントにフォーカス
    • 上記の目的に沿うように、 Global Workplace Essentialsの内容に、一部、Discussion and Debate Skillsの内容を組み合わせ、10回のカリキュラムをカスタマイズ
    • Zoomによるオンライン形式で実施


    ③ 異文化研修: 企業理念理解・共有研修

      集合研修: 1日7時​間

    研修概要と目的

    • 赴任前、最後の仕上げとして実施、3ヶ月の研修を振り返り、赴任へ向けたアクションプランを策定する
    • 現地社員に、日々の彼らの業務が自社の企業理念とどのように結びついているかを、深く理解してもらい、目的、目標を明確にし、共有することで、離職を減らす
    • 企業の理念を自分の言葉で説明し、社員に正しく、深く浸透し、自身も体現できる人材になる
    • Zoomによるオンライン形式/講師派遣による集合研修のどちらでも実施可能


    採用いただいた研修


    case-study_02_a


    case-study_02_b


    case-study_02_c


    今回のご相談では、ご提案通りの研修内容にて、採用いただきました。現在、②のプライベートレッスンを受講している最中で、約1ヶ月後に③「企業理念理解・共有研修」を実施し、その後、現地赴任となります。
    なお、今回の10名様の研修費用の総額はおおよそ290万円(税別)です。研修内容や時間数によって費用は異なりますので、詳細はお問い合わせください。

    今回のように、マネジメント層やエグゼクティブの研修については、プライベートレッスンで承ることが多くございます。費用は割高になりますが、担任制で担当の講師が、個々のレベルに応じたレッスンを行うことで、きめ細やかなサポートが可能になります。

    また、EdulinXの異文化研修では、赴任先の国別のケースを扱いながらも、国ごとの特色にフォーカスしすぎず、個々のコミュニケーションに重きをおいている点も特徴の1つです。国別の特色にフォーカスを当てすぎてしまうと、かえって偏見に繋がってしまう恐れもあります。国によって異なる文化を理解しつつも、個人差がある点にも触れ、自身のコミュニケーションの傾向やスタイルを理解し、赴任先の社員とどのようなコミュニケーションを取っていくのかを考えていく、参加型の研修を実施しています。


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