blog_what-is-business-english-training

ビジネス英語研修とは? 種類や成功に導く方法を解説


目次[非表示]

  1. ビジネス英語研修の種類
  2. ビジネス英語研修を成功させるための準備
  3. 効果的なビジネス英語研修を行うために
  4. まとめ


社員がビジネスで英語を使いこなすようになるためには、TOEICや日常会話だけでなく、ビジネスに特化した英語を学習する必要があります。一方で一言で”ビジネス英語研修”と言っても、内容は多岐に及んでいます。

そこで本記事では、ビジネス英語研修の種類と、成功に導くために欠かせない事前準備について解説します。


ビジネス英語研修の種類

ビジネス英語研修は大きく”ビジネスコミュニケーション研修”と”ビジネススキル研修”の2つに分けられます。また近年では、直接英語を学ぶ研修ではありませんが、多国籍な外国人を相手にビジネスを行う場面が多いことから、"ビジネス英語研修"と合わせて"異文化理解研修"も導入している企業が増えています。ここでは3種類の研修の特長をご紹介します。


①ビジネスコミュニケーション研修

ビジネスコミュニケーション研修は、その名の通り、ビジネスシーンでのコミュニケーション能力を伸ばす研修です。電話の取次ぎや、来客時の対応、スモールトーク、同僚との会話など、職場や業務における、さまざまな場面で用いられる英語とコミュニケーションスキルを学びます。

また、依頼をする、進捗を報告する、反対意見を述べる、など、英語を機能ごとに学ぶことで幅広い場面で応用が利く表現を中心に学びます。

業務経験や特定のビジネススキルがなくても学習が可能で、幅広くビジネスに関する英語表現を学ぶことから、新入社員や若手向けの研修として適しています。またTOEIC対策を経てスピーキングを伸ばす場合や、日常会話からのステップアップとして、比較的初級レベルの内容が用意されているのも、英語ビジネスコミュニケーション研修の特長です。


②ビジネススキル別研修

プレゼンテーションやミーティング、ネゴシエーションなど、場面ごとに必要なスキルを個別に学ぶ研修です。社員=受講者が直面している課題、あるいは今後必要となるスキルを学ぶことで、業務に直結する英語を学ぶことが可能です。”ビジネスコミュニケーション研修”と比較すると、特定のビジネススキルを要することや、ある程度業務経験が必要になることから、若手社員以上の社員を対象にすることが一般的です。また、要求される英語レベルも比較的高度になるため、中級レベル以上(TOEIC550~600以上)を対象にしていることが一般的です。



②異文化理解研修

異文化理解研修とは、異文化への理解を深め、適応するコミュニケーションスキルを養う研修のことです。海外の取引先や外国人労働者とのあいだで、文化の違いによって起こるトラブルを未然に防いだり、グローバル環境下で求められる、コミュニケーションスキルとマインドを醸成します。

海外業務や外国人と仕事をする際に、英語力と同等以上に、異文化を理解したコミュニケーションスキルが求められることから、近年では、英語研修と同時に、異文化理解研修を導入している企業は多くあります。若手を対象としたグローバルマインドセット研修、異文化コミュニケーション研修から、外国籍社員をマネジメントする立場の方を対象とした、異文化マネジメント研修など、階層別に研修が用意されています。


ビジネス英語研修を成功させるための準備

以下の3つの事前準備を行っておくことで、ビジネス英語研修は成功に近づきます。


①研修目的を明確にし、適切な研修内容と受講者を厳選する

当たり前の話ではありますが、研修目的を明確にし、適切な受講者の選定と研修内容を策定することは、最も大事なステップになります。一般的に英語研修の実施期間は3ヶ月から、長くても6ヶ月程度が1タームになります。限られた期間で結果が出るように、1.英語レベルに応じた研修内容を策定する、2.研修後に実務に反映できる研修内容にする(=モチベーションにも繋がる)、3.達成可能な目標を設定する、ことがポイントになります。

②適切なアセスメントを選択する

英語研修を実施する場合、その研修成果を表す指標として、TOEICやスピーキングテストを実施することが一般的です。研修成果を定量的に測るためには、テストスコアは分かりやすい指標の一つですが、研修成果をテストスコアのみで評価するのもリスクがあります。

例えば、英語のコミュニケーション力を測るのに、TOEIC L&R テストだけでは、リスニングとリーディングの能力しか測ることができませんし、スピーキングテストは、スピーキング力を測るテストではありますが、プレゼンテーションスキルやネゴシエーションスキルを評価するような採点方式を用いていないため、プレゼンテーション研修の成果をスピーキングテストで測っても正確な研修成果の把握には繋がらない場合があります。

テストスコアのみに頼らず、セルフアセスメントや実際にプレゼンテーションを披露する場を設けるなど、定性的なアセスメントも併せて実施することがおすすめです。研修会社によってはアセスメントについても提案してくれる会社もございます。


③適切な受講形式を決める

研修の種類が決まったら、次に受講形式を選定します。

ビジネス英語研修の受講形式は多種多様で、それぞれにメリットがあります。オンライン研修は利便性が高く、昨今のオンライン会議システムを用いた、会議やプレゼンテーションを想定したトレーニングが可能ですし、オフラインの研修であれば、身振り手振りを交えたコミュニケーションややジェスチャーなど対面でのコミュニケーションスキルを学ぶのに適しています。

また、グループレッスンは他の受講者を参考にしながら学べる点や、ディスカッションやミーティングのシミュレーションなど、実務の現場を想定したトレーニングが可能な利点がある一方、プライベートレッスンでは、個々の弱点やレベル、必要なスキルに応じた、カスタムメイドな研修を受講できるメリットもあります。研修目的や学習内容を踏まえて、受講形式も選ぶと良いでしょう。


効果的なビジネス英語研修を行うために

ビジネス英語研修の種類や準備については理解したものの、「研修目的の明確にし、最適な研修内容を策定するのは一人では難しい」と思われるご担当者様もいらっしゃるのではないでしょうか。そのような時は、研修業者に、一度ご相談ください。

▼ビジネス英語研修を外注するメリット

  • 受講者の英語力や目的に合わせた研修とアセスメントを提案してくれる
  • 豊富な知識と経験を有するプロの講師が指導
  • 研修ご担当者様の負担を軽減してくれる

実際に外注する際には、複数の業者に相談し、比べることが大切です。様々な提案や相談をすることで、自社に適した研修を提案してもらえる可能性が高まります。

ビジネス英語研修の外注についてより詳しく知りたいご担当者様は、以下をご参照ください。

blog_banner_types-of-english-training


まとめ

この記事では、ビジネス英語研修について以下を解説しました。

  • ビジネス英語研修の種類
  • ビジネス英語研修を成功に導くために必要な準備
  • 効果的なビジネス英語研修

ビジネス英語研修には、ビジネスコミュニケーション研修や異文化理解研修など、さまざまな種類があります。「いつ、だれに、どの研修を実施すればよいのか?」とお悩みなら、株式会社EdulinX(エデュリンクス)にお気軽にお問い合わせください。さまざまな研修を通して、ビジネスシーンで活躍できる人材の育成をサポートいたします。



button_mail


資料はこちらからダウンロードいただけます。

blog_banner_download


また、各研修のラインナップや詳細は、下記ページよりご覧ください。

blog_banner_01


CONTACT

学生から社会人まで、英語学習に留まらない
グローバル人材育成をEdulinXにお任せください。

ご不明な点はお気軽に
お問い合わせください

お役立ち資料は
こちらから