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海外赴任者に対する研修の重要性は? 身につくスキルも紹介


目次[非表示]

  1. 海外赴任者に求められるスキル
  2. 海外赴任前に実施する研修の重要性
  3. 海外赴任前に実施する研修の種類
  4. まとめ


海外赴任を成功に導くためには、社員が現地で十分なパフォーマンスを発揮できるよう、事前の準備が欠かせません。真っ先に思い浮かぶ準備といえば、英語をはじめとする語学研修の実施ですが、語学研修のみでは派遣生へのサポートとして十分ではありません。


そこで本記事では、海外赴任者に対して行う研修の重要性を、研修を通して身につくスキルとともにご紹介します。



海外赴任者に求められるスキル

海外赴任者に求められるスキルの中には、積極性やストレスへの耐性、物事をやり遂げる力、物怖じしないメンタルといった、一朝一夕では身につかないスキルも存在します。ただしそのようなスキルとは別に、以下のような、海外赴任前に研修を行うことで習得または強化できるスキルもあります。


①語学力

語学力は、現地の方と意思疎通を図るのに不可欠なスキルです。


十分な語学力があると、スムーズに仕事が進み業務効率が向上するだけでなく、言語が伝わらないことによって生じるストレスも軽減できます。慣れない環境でのストレスは仕事の効率や心身に悪影響を与えるため、可能な限り減らしていけるように、リスニングやスピーキングのスキルを重点的に強化しておくことが大切です。


②コミュニケーション能力

異国の地でも臆せずにコミュニケーションをとれることも、海外赴任者に必要なスキルとして挙げられます。


前述の語学力は“伝える手段”であり、コミュニケーション能力は“伝えたい内容を表現する手段”です。日本人同士のコミュニケーションが海外の方には通用しない場合があるように、国が異なればコミュニケーションのとり方を変える必要があります。


また、ここでいうコミュニケーションには、非言語のものも含まれます。身振り・手振りや表情、アイコンタクトの意味は国や地域によって異なるため、海外赴任先の文化に適した方法でコミュニケーションをとることが重要です。


③現地の文化やマナーに対する理解力

海外赴任者には、現地の文化やマナーを理解するスキルも求められます。なぜなら、語学力やコミュニケーション能力を身につけていても、現地の文化やマナーを理解していなければ、相手に不快感を与えてしまうおそれがあるためです。服装や挨拶など、第一印象を左右する項目のなかにも独自の文化やマナーが存在しており、これらを理解しておくことはビジネスシーンで有利に働きます。


また、異文化理解や対応力が不足していると、現地社員との関係性が悪化して業務に支障が生じる可能性があります。特にマネージャーとして赴任した場合、関係性の悪化を原因に、現地社員の離職率が増加してしまうかもしれません。


上記のリスクを避けられるように、以下の記事では、ビジネスにおいて異文化によるマナーの違いを知っておくことのメリットをご紹介しています。

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海外赴任前に実施する研修の重要性

海外赴任に必要なスキルを効率良く磨き、事業を成功に導くためには、適切な研修を実施することが重要です。その際、専門の会社に実践的な研修を依頼すれば、座学や独学では気付きにくい、不足しているスキルや強化すべきポイントを指摘し、改善方法を提案してくれます。


また、海外赴任前の研修は、社員のモチベーションを保つのにも効果的です。海外赴任先では、カルチャーショックや現地と本社との意見の違いから、ストレスを抱え込みやすい傾向にあります。専門的な研修でスキルを磨きつつ、会社側でストレスケアをしっかりと行えば、高いモチベーションをもった社員が、海外赴任先で成果を挙げられるはずです。


このように、海外赴任前の研修を実施することで多くのメリットを享受できます。独学や自社での研修ではなく、プロに依頼して、効率的に準備を進めてみてはいかがでしょうか。



海外赴任前に実施する研修の種類

多くのメリットを得られる海外赴任前の研修は、2種類に分けられます。


初めにご紹介するのは、語学力を身につける研修です。実践的な会話に役立つ語学力を、ディスカッションやロールプレイング形式で学びます。個別にフィードバックを受けられる研修を選べば、苦手な項目を重点的に克服できるため、より効率的に語学力を高められます。


一方で、グローバルスキルを学べる研修も存在します。ここでいうグローバルスキルとは、異文化理解力や多様性への対応力といったスキルのことです。海外赴任先の相手と円滑なコミュニケーションを図るには、グローバルスキルが欠かせません。特に海外赴任の場合、赴任先で現地の社員をマネジメントする立場として派遣される社員も多いはずです。異文化理解力や異文化マネジメント力が不足していると、現地社員とのトラブルや離職率の増加につながってしまうリスクもあります。初めて海外赴任を経験される方には、語学力の研修と合わせてグローバルスキルの研修もおすすめします。


新しく海外赴任をマネジメントする立場になられた方は、一度専門の会社に問い合わせて、自社の海外赴任者への研修が十分なものであるかどうか、相談してみてください。



まとめ

この記事では、海外赴任者に対する研修について、以下の内容をご紹介しました。


  • 海外赴任者に求められるスキル
  • 海外赴任前に実施する研修の重要性
  • 海外赴任前に実施する研修の種類


海外赴任者には、語学力やコミュニケーション能力、現地の文化への理解力が求められます。適切な研修によってこれらのスキルを効率的に身につけることが、海外赴任を成功に導くための鍵となります。


海外赴任の成果を最大化できる研修をお探しの方は、株式会社EdulinX(エデュリンクス)にぜひお問い合わせください。社員さまの英語レベルや、必要となる異文化のマナーに応じて、最適なプログラムをご提案します。

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また、各研修のラインナップや詳細は、下記ページよりご覧いただけます。

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