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eラーニングとオンライン研修の違いは?効果的に英語教育を行う方法も解説

自社社員への英語教育を効率的に行うための方法としては、eラーニングやオンライン研修などが挙げられます。いずれも研修方法としてはメジャーですが、得られる学習効果は異なります。


とはいっても「eラーニングとオンライン研修の違いが分からない」「効果的に英語教育を行う方法を知りたい」とお考えの担当者さまもいるのではないでしょうか。

そこで本記事では、eラーニングとオンライン研修の違いや、英語教育のポイントもお伝えします。



英語学習におけるeラーニングとオンライン研修の違い

企業が社員向けに実施する英語教育の主な手法としては、eラーニングとオンライン研修の2つが挙げられます。


eラーニングは、動画やスマートフォンのアプリなどの教材に沿って学習を進める手法です。学習者のペースで、教材を視聴しながら文法や会話を学ぶことができます。

一方のオンライン研修は、ビデオ通話を活用して、講師とコミュニケーションを取りながら進める学習方法です。リアルタイムのやり取りが特徴で、より実践的なコミュニケーションを学べます。


それぞれ一長一短であるため、より効率的な学習を行ううえでは、両者の向き不向きを理解しつつ、適切なほうを選ぶ必要があります。



eラーニングで英語を学ぶメリットとデメリット

続いて、eラーニングのもつメリットとデメリットを解説します。


①メリット

eラーニングなら、最新の情報が網羅された教材に沿って学べるため、効率的に学習を進められます。最近はAIの導入も進んでいるため、個々人の学習状況や理解度別にカリキュラムの内容を最適化することも可能です。


学習のタイミングはスケジュールに合わせて自由に設定できるため、学習者の予定やペースに合わせられるのも利点です。また、英語の発話や発音を他者に聞かれることもないため、社員は気負うことなく学習に専念できます。


なお、後述するオンライン研修と比較して費用が安いため、導入コストを抑えつつ英語研修を実施したい場合の選択肢として、適しています。


②デメリット

eラーニングには、デメリットもあります。指定の教材に沿って学習を進めるという特性上、学習者がリアルタイムでフィードバックを受けることはできません。疑問点が生まれた場合、回答を得られるまでにタイムラグが発生するのもネックです。


また、進捗管理や学習に対するモチベーションの維持は学習者にゆだねられます。そのため、主体的に英語学習に向き合う姿勢がない限り、学習の効果を得られないという難点もあります。



オンライン研修で英語を学ぶメリットとデメリット

続いて、オンライン研修で英語を学ぶメリットとデメリットを解説します。


①メリット

オンライン研修では、双方向のコミュニケーションが成立し、実践形式の会話を学べます。特にネイティブスピーカーの講師による研修では、よりビジネスシーンに即した実戦的な会話・コミュニケーションを学ぶことが可能です。臨機応変な対応を身に着けることは、グローバルなビジネスシーンで活躍できる人材を育成するうえで欠かせません。


また、適宜フィードバックを受けられるほか、疑問点が生じた場合はすぐに質問できる環境があるため、発見や刺激を得られるのも魅力です。


このように、オンライン研修では常に講師と双方向のコミュニケーションが発生するため、モチベーションを維持しつつ、学習を継続することができます。


②デメリット

オンライン研修のデメリットとして、学習効果が講師との相性に左右されるという点が挙げられます。また、受講に際しては社員と講師の予定をあらかじめ調整しておかなければならず、スケジュール調整の自由度はそれほど高くありません。


さらに、講師から直接指導を受けられるオンライン研修の費用は、eラーニングと比較してかさむ傾向にあります。しかし、高い学習効果が期待できるのは確かなため、予算と目的のバランスをみながら、導入を検討したいところです。



社員への英語教育を効果的に行うためのポイント

社員に対して、より効果的に英語教育を行うためには、eラーニングとオンライン研修を組み合わせることがおすすめです。

先述した通り、eラーニングとオンライン研修には、それぞれ異なる強みがあるため、両者の特性を理解したうえで、適材適所使い分ける必要があります。例えば、基礎的な英語力養成のため、単語や文法などをインプットするフェーズには、eラーニングが適しています。学習者は自らのペースで勉強を進められますし、理解が不十分な箇所は、必要に応じて反復学習を行うことも可能です。


一方、実戦的な会話をはじめとして、学んだ内容をアウトプットするフェーズではオンライン研修が効果を発揮します。“正しい発音、文法で話せているか”といった点でフィードバックを受けられるのはもちろん、より自然な会話のフレーズを、講師から直接学ぶチャンスも多くあります。

このように、eラーニングとオンライン研修のどちらか一方に限定せず、フェーズや目的に合わせて適切なほうを選ぶことが、社員の英語力を上げるための近道です。


避けなければならないのは、手軽さや費用面ばかりに目がいってしまって、本来の目的を見失うことです。eラーニングは学習への心理的なハードルが低く、費用面も安い傾向にありますが、効果的な英語学習を行うための内容が、網羅されているとはいえません。社員の英語力向上という目的を達成したいのであれば、オンライン研修も併用するのが賢明です。

高い語学力と、コミュニケーション力を有するグローバル人材を育成するためにも、両者の特性を理解したうえで、効果的に使い分けていきたいところです。


なお、グローバル人材を育成するための研修については、ほかにもさまざまな方法があります。詳しくはこちらの記事をご覧ください。

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まとめ

この記事では、英語学習におけるeラーニングとオンライン研修について、以下の内容を解説しました。


  • 英語学習におけるeラーニングとオンライン研修の違い
  • eラーニングで英語を学ぶメリットとデメリット
  • オンライン研修で英語を学ぶメリットとデメリット
  • 社員への英語教育を効果的に行うためのポイント


eラーニングは動画やアプリなどの教材に沿って学び、オンライン研修はビデオ通話を利用して、講師とコミュニケーションを取りながら学習を進める方法です。特性の違いにより期待できる学習効果も異なるため、効果的な英語学習を実現したいなら、目的に応じて両者を使い分けることが大切です。


株式会社EdulinX(エデュリンクス)では、20年を超える豊富な教育のノウハウを活かして、企業さまへの英語研修を実施しております。グローバル人材の育成に効果的な研修プログラムやeラーニングサービスなど、多数ご用意しているため、ぜひご利用ください。


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