株式会社 日立製作所 エネルギー部門 様
株式会社 日立アカデミー 様
導入事例

詳しい資料はこちら

HRカンファレンス2023-秋- にご登壇いただきました。
当日の講演内容は、主催の「日本の人事部」Webサイトにて講演レポートがご確認いただけます。 
講演レポートはこちら

多忙な従業員の学習意欲を刺激して成果につなげる。
繰り返しマインドセットする仕組み・仕掛けが効果的。

株式会社 日立製作所 エネルギー部門

会社名:株式会社 日立製作所 様、株式会社 日立アカデミー 様
業種:エネルギー
カテゴリー・利用目的:自己啓発・選抜研修
導入コース:

株式会社 日立製作所 エネルギー部門、株式会社 日立アカデミー

株式会社 日立製作所 エネルギー部門 様
株式会社 日立アカデミー 様

日立製作所エネルギー部門は、原子力、再生可能エネルギー、パワーグリッドという3つの事業に関わる部門です。日立製作所は2020年にスイスの重電大手ABBのパワーグリッド事業を買収。これにより、部門共通の会議が英語で行われる形に変わるなど、エネルギー部門では、この数年で社内のグローバル化が急速に進んでいます。

日立アカデミーは、日立グループのコーポレートユニバーシティです。人財育成の専門機関として、グループ全体向けの研修を主催するだけでなく、各ビジネスユニットの人財育成担当として人財部門と協働し、各ユニットの人財育成方針や状況に沿った研修の企画から運営まで対応しています。

導入前の課題

急速に進む社内のグローバル化。単発ではなく継続学習の支援が必要

エネルギー部門では、ABBの買収を機に、幹部からの強い声も後押しとなり、各職場でグローバルというところはかなり意識されるようになりました。社内では、組織文化改革の取り組みでグローバルマインドセットの研修も一昨年から実施しており、グローバル化を踏まえて組織文化も変えていこうとしている状況です。

一方、TOEIC®スコアは管理職や経営幹部になるための目標値や必須要件として定めていましたので(管理職:650点目標、経営幹部:800点必須)、以前から英語研修プログラムは導入していました。しかし、TOEIC®強化の単発のプログラムのため、日々の業務の実践の場で英語を活用できるような研修も必要と感じ、HRとしては継続学習の支援が必要だと感じていました。また、全体底上げをするためには、費用対効果を踏まえて研修プログラムを検討する必要がありました。

導入の経緯&決め手

豊富なラインナップとモチベーションを維持する仕組みを評価

導入した決め手のひとつは、充実したメニューです。忙しい人材が継続的に学習するには、バーチャルクラスルームを含めた集合研修だけでは不十分だと考えていますが、Reallyenglish のeラーニングはスマートデバイスを使って場所を選ばずに隙間時間を活用して学習できるプラットフォームを提供している上、継続的に学習しやすいコースラインナップが揃っていました。

さらに大きな決め手は、モチベーションを維持できる仕組み・仕掛けが考えられている点です。プログラムを提供するだけではモチベーション維持に限界がありますが、Reallyenglish にはチーム学習支援サービス『Study Together』*があり、継続学習を支援するという側面で役に立つと感じました。加えて、お値段ですね。『Study Together』導入により教育担当の負担はあるものの、期待効果に対して費用面でもかなりメリットがあると思いました。

*Study Together:受講者同士でチームを作り、eラーニングで学習する過程を得点化してチーム対抗で競い合うフレームを提供するサービス。eラーニング受講前のマインドセットセッション用の教材が含まれている。Study Together詳細はこちら

ご活用方法

受講者のマインドセットを繰り返し実施

研修開始時は意識付けが大事だと考えています。受講対象者は、事業をリードしていくことを期待されている選抜者であるため、研修の募集に当たってはまず候補者の上司から意識付けしていただきます。その後教育部門から受講者に対して、指名制ではなく挙手制で募集を行うことで、意欲のある社員に投資するという会社の方針を示し、社員が自分のキャリアアップのために研修を積極的に活かしていくよう意識付けも行っています。

研修終了時のセッションでは、『Study Together』のチーム対抗戦の結果発表にはあまり時間をかけず、「研修終了後に何をするか」をしっかり考えるマインドセットに時間を費やしています。受講者には業務で英語力を発揮していくことが求められますので、英語力の維持・向上のためには継続学習が重要と考えています。

なお、研修前後のセッションのみ実施した初年度はeラーニング受講期間中に中だるみが見られたため、Reallyenglish さんに相談して、翌年は期間の中間で当社独自のセッションを実施しました。チームや個人の中間時点での学習進捗順位などを発表し、後半に向けた計画の見直しをしてもらい、モチベーション維持の工夫をしています。

導入後の成果

継続学習の効果を実感! チーム制にすることで受講者の熱意に火がついた

受講者に対してTOEIC® IPテストを研修の事前・中間・事後に行って効果測定をしたところ、確実な成果が出ていました。前述の通りこれまでもTOEIC®スコアの強化には取り組んでいましたが、Reallyenglish 導入後のスコアを見ると、随分スコアの底上げができていると実感しています。これは研修を提供する側としても、「きちんと学べば成果になる」という確信にも繋がりました。

『Study Together』の「チームを組んで競う」という仕組みは、受講生一人ひとりが想像以上に熱意を持って参加してくれたこともあり、非常に上手く機能しました。背景には、普段からチームで業務を進めることの多い当社の良い文化があるのではないかと思います。学習に必死な人も、チーム制を楽しんでいる人も、目標スコア到達という同じ目標を掲げて周囲を巻き込んでいました。Reallyenglishさんからは、以前「盛り上がった方がスコアが伸びる」と聞いていましたが、まさにそれを体感した形です。

今後の展望

TOEIC®スコアはグローバル市場のゼロライン

TOEIC®スコアにおける成果は出ていますが、スコアはあくまでもグローバルリーダーとして成長するためのゼロラインに立つだけですので、そこからさらにステップアップする必要があります。今後はやはり業務でいかに英語を使えるかを重視し、より実践的な英語力向上のためのプログラムをさらに拡充していきたいと考えています。

株式会社 日立製作所 エネルギー部門

(左から)
株式会社 日立製作所 人財統括本部 エネルギー人財本部
原子力・エネルギーHRBP部
部長代理(HRビジネスパートナー)佐藤 秀之 様


株式会社 日立アカデミー ビジネスパートナリング本部
エネルギーBPグループ
GL部長代理 狩野 智之 様

CONTACT

学生から社会人まで、英語学習に留まらない
グローバル人材育成をEdulinXにお任せください。

ご不明な点はお気軽に
お問い合わせください

お役立ち資料は
こちらから

ページトップへ戻る