法人向けの英語学習サービスとは?サービスの見つけ方も解説
英語を学ぶということは、活躍の場を広げるきっかけになります。それゆえに、自社社員のさらなる成長を目指して「英語を学習させたい」とお考えの担当者様も多くいらっしゃると思います。そのようなときに役立つのが、法人向けの英語学習サービスです。
本記事では、法人向けの英語学習サービスについて、受講スタイルや探す際のポイントを解説します。
なぜビジネスパーソンに英語習得が必要なのか
本題に入る前に、ビジネスパーソンが英語を身につける必要性を改めて考えてみましょう。英語はビジネスのグローバル化が進む現代において、企業を成長させ、社員の活躍の場を広げるうえで欠かせない手段です。すなわち、グローバルビジネスの遂行・達成が本来の目的であって、それを支える知識とスキルを身につけるための英語学習となります。
しかし、いざ英語学習を始めると、学習者も研修ご担当者も本来の目的を忘れがちです。つい、目の前にあるTOEICスコアの結果や受講者の修了率、満足度などで成果を図ってしまいます。ビジネスパーソンが英語を学ぶ際は、あくまでも事業を成長させるのがゴールであるということを忘れず、長期的に取り組みたいところです。
法人向けの英語学習サービスとは
法人向けの英語学習サービスとは、社員の英語力の向上、そしてグローバルな人材の育成を目的に、企業が自社社員に提供するサービスのことです。自社の事業計画に沿ってカリキュラムを構築できるため、目標や課題に合わせた効果的な英語学習が実施可能です。
オンライン英会話やセミナーなどを通じて英語を学べるほか、グローバルスキルやビジネススキルの習得も期待できます。全方向から社内のグローバル化を進められるため、事業の成功、そして企業の成長につながるはずです。
英語学習サービスを導入して、社員一人ひとりのスキルアップを目指すのであれば、外部の企業に委託することをおすすめします。グローバルビジネスに長けたプロの指導により、いつでも質の良い研修を受けられます。
英語学習サービスの受講スタイル
英語学習サービスの受講スタイルは、大きく以下の4つに分けられます。
▼法人向けの英語サービスの受講スタイル
- セミナー
- レッスン(対面、オンライン、スクーリング)
- eラーニング/アプリ学習
- 海外研修
課題や学習したい内容に合わせて選択すれば、効率よく英語のスキルを伸ばせます。単一の受講スタイルで学習を進めるほか、複数組み合わせるのもおすすめです。
英語学習サービスの費用の相場
英語学習サービスの費用の相場は、受講スタイルや提供する企業によって異なります。
例えば、自社に講師を招いてセミナーを開催する場合は、受講生一人あたり1万円~が相場となります。一方で、eラーニング/アプリ学習で英語学習を進める際にかかる費用は、月額5,000~1万5,000円程度が目安です。
外部の企業に委託する場合は、ある程度の費用がかかりますから、自社に合う英語学習サービスを選びたいところです。英語学習サービスを見つける際のポイントは、次項をご参照ください。
自社に合う英語学習サービスを見つけるポイント
ここからは、自社に合う英語学習サービスを見つけるポイントをお伝えしていきます。
①サービスを導入する目的を明確にする
ポイントとしてまず挙げられるのは、英語学習サービスを導入して、どのような成果を得たいのかを明確にしておくことです。
目的を明確に設定できていないと、社員が具体的に何をするべきかがわからず、成果にも結びつきませんし、モチベーションの低下も招きかねません。目的が明確化されていれば、成果に直結するだけではなく、社員の英語力が導入前後でどのように変化したのかも容易に測定できます。
目的を定める際は、リスニングやスピーキング、ライティングなどの各項目でレベルを分けて、磨きたいスキルの程度から考えるのが望ましいです。
②目的に合うプログラムがそろっているかを確認する
導入する英語学習サービスを探す際には、自社が定めた目的に合うプログラムがそろっているのかを確認するのもポイントの一つです。
英語学習サービスは、提供している企業によって学習内容や品質がさまざまです。目的に合わないサービスを導入すると、思うようにスキルが伸びないうえに、社員の学習意欲を損なうおそれもあります。
また、研修会社によっては、研修内容を、目的・要望に応じてカスタマイズしてくれる場合があります。せっかく英語学習サービスを導入するのであれば、成果をきちんと出したいところです。そのためにも、しっかりと研修内容を相談し、すり合わせることも重要です。
③法人向けのサポート体制が整っているかをチェックする
英語学習サービスを探すにあたっては、法人向けのサポート体制が整っているのかもチェックしておいてください。サポートが手厚いと、社員の状況に合わせて、効率的かつ最適な学習環境を整えられます。
特に、社員の英語学習の状況を可視化できる、また定期的な打ち合わせを実施してもらえるといったサポートがあるのが理想的です。なかでも学習状況を可視化できると、研修担当者の安心にもつながります。くわえて、社員のスキルの伸び具合によって、軌道修正しながら英語を学ばせることもできるはずです。
➃複数の英語学習サービスを比較する
1つだけではなく、複数のサービスを比較検討することで、自社にぴったりな英語学習サービスを見つけられます。
英語学習サービスの導入は、言うなれば、企業のさらなる発展に向けた投資です。“目的の達成”というかたちで利益を得るには、自社のニーズに沿ったプログラムの選択が欠かせません。
「自社で導入したら、どんな効果を得られるだろう」と、サービスの強みや講師との相性などを比較してみてください。また可能であれば、本格的に利用を開始する前に体験受講をしたいところです。実際に受講することで、自社に合うサービスかどうかを肌で感じられます。
まとめ
本記事では、法人向けの英語学習サービスについて、以下の内容をお伝えしました。
- なぜビジネスマンに英語が必要なのか
- 法人向けの英語学習サービスとは
- 自社に合う英語学習サービスを見つけるポイント
法人向けの英語学習サービスを導入すれば、社員の英語力向上はもちろん、グローバルな人材の育成も叶います。また導入にあたっては、目的の明確化や複数の英語学習サービスの比較などが不可欠です。
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