武庫川女子大学 様
導入事例
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校名:武庫川女子大学 様
区分:私立大学
カテゴリー・利用目的:授業外利用
導入コース: TOEIC® L&R 対応 総合英語コース 8
対象者:授業外利用
実施期間:2018年4月~
人数:大学:184人・短大:40人
1939年に武庫川学院として開校し、2019年には学院創立80周年を迎えた武庫川女子大学。「一生を描ききる女性力を。」というスローガンのもと、自らの意志と行動力で可能性を広げ、生涯を切り拓いていく女性の輩出を目指しています。
アメリカ分校をワシントン州スポケーン市に持つ本学では、英語文化学科の大学2年生および短大英語キャリア・コミュニケーション学科1年生の全員が参加する4ヶ月間の留学プログラムを実施。また、入学時にTOEIC® L&Rスコア600点程度の英語力を持った学生を対象とした英語特別クラス「Advanced Course in English (ACE)」では、すべての授業を英語で実施するなど、高度な英語教育を展開しています。
その他、CALLシステム搭載のPC教室や洋画DVD・英語資格試験の参考書や問題集が豊富なLLライブラリー、ネイティブ講師による無料英会話レッスンが受講できるSkype Roomなどの施設も備え、学生の英語学習をサポートしています。
導入前の課題
”本学ではアメリカ分校での留学プログラムがありますので、それに向けた英語スキル向上の教育をしていますが、過去、留学から帰ってきた学生から、「事前にもっとリスニングを練習しておくべきだった」という声が多く聞かれました。というのも、学生はスピーキングに注力して準備をしていたのですが、いざ現地でコミュニケーションを取ろうと思うと、まずは相手が言っていることを理解しなければならないことに気づいたと言うのです。「聴けないと会話がはじまらない、そのためリスニング力をもっと鍛えておくべきだった」という学生の声を聞いたのが、英語eラーニングを探し始めたきっかけです。
もちろんそれまでも授業でリスニングの教材を扱っていましたが、授業外でも多くの英語を聴くことのできる環境にするにはどうすればいいかと考え、場所を選ばず受講できるeラーニングを検討しました。
導入の経緯&決め手
リアリーイングリッシュを導入した一番の決め手は、レベルに応じたコンテンツが充実していたことです。本学科には「英語は好きだけどリスニングは苦手」という学生もいれば、一般科目も英語で授業を受けるような特別クラスの学生もいます。全ての学生のレベルに応じてレッスンを組むことができた点、そしてそれぞれのレベルに対してコンテンツが充実していた点が決め手でした。
また、空港のアナウンスを聞くシーンやレストランで注文をする場面など、現実の英語使用場面を設定している点も魅力的でした。こういったシチュエーションではこの英語を使う、というのが学べますし、実際に学生が留学した時に出会う場面とかなり一致すると思ったのも理由の一つです。
ご活用方法
現在 Practical English 8 のリスニングに特化したプログラムを導入しており、1年生の必修科目であるリスニングの授業外課題としています。その中で大学では前期15レッスン、夏期10レッスン、後期15レッスン、春期10レッスンを、また、短大では前期15レッスン、夏期15レッスンを受講できるようにしています。「導入したけれど学生は使ってくれない」ということにならないよう、期日を設け、それまでに受講すれば成績に加算するといった工夫をすることで、全員が意欲的に受講できるようにしています。
また期日間際の駆け込み受講を防ぐために、毎回の授業でeラーニングの受講を呼びかけるだけでなく、先輩学生のeラーニング利用方法、例えば一度合格したレッスンでも繰り返し復習することでTOEICの点数を伸ばしていたことなどを伝えて、モチベーションの維持を図っていました。
導入後の成果
リアリーイングリッシュ導入後は、リスニング授業担当教員が「たくさんの英語を聞きなさい」と伝えています。その中で、積極的にeラーニングを受講した学生からは、「教科書以外にもリスニング練習できるコンテンツがあってよかった」「スマホでいつでもどこでも聞けるので便利」「空港やレストランの音など、臨場感があってやる気が出る」という声が届いています。反対に、以前聞かれていた「留学前にリスニングをもっとやっておけばよかった」という声は、あまり聞かなくなりました。
また、コロナ禍でリスニングの授業がZoomで行われていたので、「オンラインで英語の授業を受けた後は、そのままリアリーイングリッシュを受講する」など、「習慣化」する学生もいて、学校の授業とeラーニングを効果的につなぐことができたのも良かった点です。
今後の展望
リアリーイングリッシュは学期ごとの成績レポート通知や、毎学期末の振り返りをしてくださるので助かっています。
ただ一つ、各レッスン最後の確認テストは、何度受講しても同じ問題が出題されるので、ここを改善していただけたら、学生も毎回緊張感をもってレッスンの学習に臨めると思います。テストのための勉強ではなく、テストに至るまでの学習を大切にしていきたいと思います。
インタビュー:文学部 英語文化学科 教授 佐々木 顕彦様
※インタビュー実施日:2022年3月1日
※掲載している内容はインタビュー当時のものであり、所属、職名、コース名等、現在の状況とは異なっている場合があります。
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