中央大学(商学部)様
導入事例

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紙媒体からeラーニングへ。個々の学生のニーズに合わせた学習が可能になり、実用的な英語力が身に付いた。

中央大学

校名:中央大学(商学部)様
区分:私立大学
導入コース:TOEIC® L&R 対応 総合英語コース 7
対象者:入学予定者

※「TOEIC® L&R 対応 総合英語コース 7」は現在は「TOEIC® L&R 対応 総合英語コース 8」として提供しています。

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中央大学(商学部)様

中央大学は、1885年に英吉利法律学校として設立された歴史と伝統のある大学です。2019年度には2つの新学部を開設し、8学部、大学院7研究科、専門職大学院2研究科、4附属高等学校、2附属中学校を擁する総合大学・総合学園となりました。
「行動する知性。-Knowledge into Action-」を育むという本学のユニバーシティ・メッセージのもと、実学を重んじ、多様な学問研究と幅広い実践的な教育を提供しています。

導入前の課題

紙媒体のテキストでは、個々の英語レベルに合わせた学習に限界があった

Reallyenglishを導入する以前は、推薦入試や特別入試に合格した学生向けに、紙媒体の添削型の長文読解問題を入学前教育として利用していました。
一般入試以外で合格した学生は入学までに数か月の期間が空いてしまいます。そこで、その間に高校までに習得した英語の基礎固めをしてもらうことと、学習習慣を継続させることを目的として入学前教育の導入を始めました。
商学部に進学する学生は、普通科の他にも商業高校出身の学生や帰国子女の学生もいるため、英語力には大きくばらつきがあります。そのため、紙媒体の課題だとそれぞれの学生にフィットした問題を用意することが難しく、最後まで終わらせることができない学生や、反対に簡単すぎて英語力が向上した手応えを感じられない学生もいました。
また、二月、三月になると、卒業式や引っ越し等で慌ただしくなり、机に向かって課題に取り組む時間を取れない学生が増えてきて、課題の提出率が低下していくことも懸案事項となっていました。

導入の経緯&決め手

国際的に活躍したい学生のために「実学重視」の英語学習ツールを選んだ

既存の長文読解の課題では主にリーディング技能の学習になるため、ゆくゆくはリスニングやスピーキングも取り入れた入学前教育を導入したいと考えていました。
商学部には将来的に商社や貿易会社等、国際的な分野に進みたいという学生も少なからずおり、そのためには実際に使える英語、机の上だけではなく現場で通用する「実用的な」英語を学ばせたいという思いがありました。
中央大学では実学を重視した教育目標を持っており、実生活で役立たせるための教育に力を入れています。複数の候補から選定する際、Reallyenglishの「Practical(実用的な)English 7」を知り、本学の理念とコース名が合致していたことから関心を持ちました。
そして、実際に受講者として操作をしてみたところ、ユーザーインターフェイスもシンプルで直感的に操作でき、学生にとっても学びやすそうであると感じ、導入を決めました。
管理システムのメール機能で学生のフォローアップやコミュニケーションを取れるところが、管理者側にとってのポイントでした。

ご活用方法

大学入学前に学習習慣と英語力の基礎を身に付けさせる

2020年は「Practical English 7 Adaptive Focus」を利用しました。
入学までに継続的に同じだけの学習量を確保させるため、修了基準を受講期間で按分して目標設定をする工夫を行っています。駆け込みで一気に学習してしまうことを防ぎ、英語学習をルーティーン化させることでしっかりと英語力を身に付けさせることを目的としています。
またReallyenglishには学習リマインダーメールを自動で配信する「オートレポート」というサービスが標準で付いていますので、週一回メールを送ることで学習リズムやメリハリを意識させるようにしています。なおこのコースにはアダプティブフォーカスという機能があり、リスニング、リーディング、グラマーの技能ごとに学生のレベルに合ったレッスンを提供してくれるため、ピンポイントで各学生それぞれの弱点を強化することが可能です。
入学までに時間的猶予があり、学力レベルも様々な学生の中には、入学前に何をすればいいのか不安に感じている学生もいますので、学習習慣の継続だけでなく、英語力の基礎を身に付けて大学入学までの準備期間を有意義に過ごしてほしいと思っています。

導入後の成果

92%の学生が「英語力の向上や入学後の学習に役に立った」と回答

eラーニングを導入した頃からリスニングができる学生が増えてきたという印象があります。入学前に英語に触れる時間が設けられることで、入学後の英語との向き合い方を考えるためのきっかけになっているのかもしれません。実際に、留学に興味を持ち、留学するためにはどうすればいいかを質問される機会が増えました。英語学習を通じてグローバルの感覚を養うことで、学生の向学心を刺激する一助になっていると感じます。
入学前教育を受けた学生のアンケートを見ると「英語力の向上や入学後の学習にeラーニングが役に立った」と回答したのが92%、さらにその中でも約半数が「どのスキルの向上に役立ったか」の問いに「リスニング」と回答しています。
当初の課題であった「それぞれの学生に合った課題を提供すること」の解決と「紙媒体では学習できなかった技能の向上」の両方を達成できました。
他にも、教材を持ち歩く必要がない、自分のペース・レベルにあった学習ができる、時間や場所を問わず学習できるという声が寄せられています。

今後の展望

学生からも高評価のeラーニング。今後も活用していきたい。

eラーニング導入は初めてでしたが、営業担当の方の丁寧なフォローもあり、スムーズな運用が継続的に実現しています。
アンケート結果でもeラーニングを高く評価する声が非常に多く、受講結果を見てもモチベーションを維持して
学習を継続していることが感じられます。
今後もeラーニングならではの「いつでも、どこでも、自分に合った教材で自分のペースで学習できる」特徴を活かし、実学重視の教育を行うことで、グローバルな視野を持った学生が増えてくれればと思います。

増田桂子

商学部 教授 増田 桂子 様

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