サトーホールディングス株式会社 様
導入事例

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結果だけではなく、学習に取り組む姿勢も評価。
すると社員が驚くほど意欲的に学習し始めた。

サトーホールディングス株式会社

社名:サトーホールディングス株式会社 様
業種:機械
カテゴリー・利用目的:管理職研修
導入コース:

※「TOEIC® L&R 対応 総合英語コース 7」は現在は「TOEIC® L&R 対応 総合英語コース 8」として提供しています。

サトーホールディングス株式会社

サトーホールディングス株式会社 様

1940年に竹、ラタン、ヤシ加工機械の開発・製造・販売からスタートしたサトーグループは、「あくなき創造」の社是の下、常に進化を繰り返し、1962年に世界初のハンドラベラーを発明。その後81年には熱転写方 式バーコードプリンタの開発に世界で初めて成功しました。そして今日、あらゆる人、モノがインターネットにつながるIoTの時代に、一つひとつのモノに情報を紐付け、ビッグデータを支える「信頼できるスモールデータ」を生み出す、正確なデータマッチングの環境を整えています。

導入前の課題

2020年から社内公用語が英語に! しかし、管理職の英語力は・・・。

2013年に当社社長が海外事業を伸ばしていくために「2020年に、英語を社内公用語とする」と宣言しました。培った知見やベストプラクティスをグローバルに共有したり、海外に進出されているお客 様を包括的に支援するためには、社員の英語でのコミュニケーション能力が欠かせないからです。
そして英語公用語化決定後に、今、我々が所属している英語推進グループが創設されました。
とにかくやらなければならない事が山積みで、最初は何から手を付けていいかわかりませんでしたが、まず、何をやるにしても「国内全社員(約1,900名)の英語力を把握しなければ何もできない」と考え、全員の英語力を測定することから始めました。
そこから3年かけ全社員の英語力の把握と英語学習の風土を醸成したのですが、特に管理職の英語力を上げる必要があることが判明しました。管理職は今後、チームをリードする存在、グローバルプロジェクトを進めていく立場です。
そこで集中的に、管理職の英語力を底上げすることを決めました。

導入の経緯&決め手

全国の管理職の英語力を一気に底上げできる

管理職研修で考慮しなければならなかったのが、やはり彼らは多忙であること。通勤中やスキマ時間など、好きな時間で学習してほしいと考えていました。加えて、日本語の解答・説明文も必要でした。当時の管理職の CASEC 平均点は全社員の平均点を下回っていたので、初級者でもしっかり 学習できる教材が採用の基準の一つでした(同社では CASEC のスコアが社内指標)。
実は私自身(ロバート氏の母国語は英語)も日本語を勉強する時に「英語の解説がほしい」と思うことがよくあります。英語を英語だけで理解しながら学習することも重要だと思いますが、初級者にはやはり日本語の説明も必要だと感じていたので、Reallyenglish のeラーニングはとてもビギナーフレンドリーだと思いました。以前、外国人講師を呼んで英会話レッスンを実施していたのですが、初級者には全編英語でのレッスンが難しかったらしく、内容が理解できないから参加したくない、と言って出席率が下がった経験がありました。そういった事もあって、今回の研修では脱落者を出さ ないために、ビギナーフレンドリーな Reallyenglish を選びました。

ご活用方法

自発的に学習できる環境の中で、「総合英語コース 7」を利用して基礎力を強化

「英語公用語化」はある意味トップダウン。
やはり上から言われると「一方通行の情報」なのでどうしても「やらされ感」が出てしまいます。そこで我々英語推進グループはなるべく社員との距離感を縮め、まずは「信頼を得る」ことから始めました。社内でボランティアの社員に協力してもらいながら毎日情報発信をしています。
加えて、全国約40拠点に「英語推進リーダー」を任命し、拠点ごとに特色ある施策を打ってもらったり、全拠点間で CASEC スコアランキングなども行っています。このように、みんなが自発的に学習できる環境の中で「総合英語コース7」を利用して基礎力強化に励んでいます。

英語推進グループとボランティアで作成している主な配信物

  • One Point English(毎日配信)・・・全社員に使える英単語と例文を毎日メール配信
  • ニュースレターとオリジナル学習教材(毎月配信)・・・日々の英語推進活動と手作りの学習教材の共有

導入後の成果

結果ではなく、学習プロセスを評価する制度が功を奏した

現在3期目の管理職研修を実施中ですが、過去2期の成果は上々です。
修了率99%、参加者の80%がスコアアップしており、特に受講開始時に CASEC 400点後半 の人たちは一回の研修で571点をクリアする者もいる状況です。(CASEC 571 = TOEIC® L&R 500 程度)
何より嬉しいのは、研修終了後、自己負担であっても Reallyenglish を続けたい社員がおり、会社として英語のアクティブラーナーが増えていることです。
ビジネスは結果がすべてですが、サトーの場合、逆説的なのですが、しっかり学習に取り組む社員を評価する仕組みを導入したところ、最終的には結果が良くなったというおもしろい現象が起きました。中には、業務が多忙にもかかわらず、6か月間で230時間以上学習した社員もおり、モチベーションが高い人達に学習機会を提供するとここまで学習してくれるのかと、とても嬉しくなりました。
3 ~ 4年かけて風土醸成に力を注いだ甲斐もあって、最近では英語公用語化を誇りに持つ 社員もおり、「サトーは英語が公用語になるんですよ」とお客様先で話すようです。

今後の展望

Reallyenglish でなければ、大規模研修の運営は難しかったかもしれない

受講管理システムがしっかりしており、必要な情報は自分で見つけることができるので、問い合わせることもあ まりなく助かっています。
受講管理システムと学習コンテンツが充実している Reallyenglish でなければ、このような大人数の研修を 同時に運営するのは難しかったと思います。
もちろん効果も実感しているので、今後は残りの目標未達の管理職に Reallyenglish を受講してもらおうと 思っています。この数年で全社員の英語力もぐっと底上げされているので、なんとか CASEC 571点達成※を目指して頑張ります。

※全社員は2020年度末、管理職は2018年度末まで。

サトーホールディングス株式会社

(左から)
コミュニケーション統括部 英語推進グループ
大前 友香 様、グループ長 ロバート クー 様

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