日本電産株式会社 様
導入事例

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自己啓発~選抜研修まで全拠点で生産性を高める英語プログラム

日本電産株式会社

社名:日本電産株式会社 様
業種:電気機器
カテゴリー・利用目的:全社員
導入コース:

※「TOEIC® L&R 対応 総合英語コース 7」は現在は「TOEIC® L&R 対応 総合英語コース 8」として提供しています。

日本電産株式会社

日本電産株式会社 様

1973年に現代表取締役会長永守重信氏によって設立された日本電産は現在、世界中にグループ企業約300社を擁しており、小さいものから大きいものまで、“回るもの、動くもの”全てを手がける「世界No.1の総合モーターメーカー」に成長しました。
「情熱、熱意、執念」「知的ハードワーキング」「すぐやる、必ずやる、出来るまでやる」という三つの精神で社会のニーズに応える次代の駆動技術を創造しています。

導入前の課題

生産性を高めるために英語力を向上させる

2010年頃から海外企業のM&Aが加速し、グループ社員の9割が海外グループ社員となりました。そのような中、本社管理部門に限らず、川崎や滋賀の事業所でも海外拠点への出張やTV会議でのやり取りが増えていきました。通訳を使ってミーティングを行うなどの対応をしていましたが、打合せの内容が伝わりづらく費用と時間が何倍もかかる状況も増えてきました。
その後、2016年度に中期戦略として、売上高を2020年度に2兆円、2030年度に10兆円の目標が発表されました。国内では現状の働き方で達成は難しいため、ハードワークから高効率労働、つまり『知的ハードワーク』へ転換をしていく必要があるとの認識から、生産性を2倍以上にし、残業ゼロを目指す働き方改革の方針が打ち出されました。
そこで社員に対して、「生産性を高めるために何が必要か」というヒアリングを行ったところ、「英語力を向上させ、生産性を上げる」という声が多く聞かれました。生産性向上により削減された残業代の半分は社員に賞与で還元、もう半分を研修費用として社員に還元する施策も打ち出され、英語研修では新たに選抜式研修と自己啓発への受講料補助を行うことになりました。

導入の経緯&決め手

場所・参加人数にかかわらず開催できる英語研修

2017年度の研修の導入にむけて、様々な学習ツール、プログラムから検討を始めました。以前は英語は自助努力という方針の下、導入していた自己啓発のプログラムは紙媒体の通信教育が中心で学習効果、進捗管理が見えにくい等の課題がありました。
また基礎力を強化するための集合研修では、社員が多忙のため出席できない、レベル別の参加人数のばらつきや講師の派遣の問題等で、拠点により開講できない場合もありました。
Reallyenglishのeラーニングは、スマホ、タブレット等で学習が手軽にできる点、また時間、場所を選ばない点に魅力を感じていました。
さらに幅広いレベルに対応でき、様々なスキルに対応したコースがあったため、スピーキング力強化、ライティング力強化の選抜研修に採用を決めました。

ご活用方法

選抜研修から自己啓発のプログラムまで研修担当者1名で運営

スピーキング研修、ライティング研修では、場所、参加人数にかかわらず、全ての拠点から必要度の高い社員が参加しました。活用したeラーニングのコースは日常からビジネスまで、実際の場面で役立つレッスンが多く、業務でのコミュニケーション改善につながる内容でした。また、研修プログラムはeラーニングの提供だけでなく、動機付けのセミナーや進捗管理のフォローも組み合わせることにより、研修担当者が私一人でも、受講者のモチベーションを維持しながら運営することができました。
選抜研修が終了したタイミングでは、受講した社員が英語学習を継続できるよう、既存の通信教育の募集とは別にオンラインの自己啓発プログラムの募集を全社員に案内したところ、継続して申し込む社員も多く、意識変革にも効果があったと感じています。
Reallyenglish では社員が直接申し込みできる専用サイトや告知のためのチラシなども提供してくれるので、国内社員だけでなく、海外拠点の社員へも活用が広がってきています。

導入後の成果

修了率9割以上!英語力アップにも成果を実感!

スピーキング研修では100名が参加し、約9割が修了基準※をクリアしました。
研修前後のスピーキングテストでは、日常のコミュニケーションができる人数の割合が4割から6割にアップし、TOEIC® L&R 700点以上の受講者の割合も1割未満から4割まで増え、平均で40点程アップしました。利用した「総合英語コース 7」は、幅広いトピックを学習するタイプのものでTOEIC® L&R 対策ではなかったにもかかわらず、スコアに反映された点は大変良かったです。
またライティング研修でも40名全員の参加者が修了基準をクリアし、業務で英語を必要とする参加者がほとんどでしたが、9割の参加者が、使用した「実践英文ビジネスライティング」のコンテンツと添削に満足との回答を得ることができました。
高い修了率と学習成果は、毎日少しずつ学習できる仕組みが効果的だったと感じています。トップからの繰り返しのメッセージと共に、英語力が昇格要件の1つに設定されたこともありますが、自己啓発の英語プログラムの申し込み人数は以前と比べ1.5倍になっており、全社員のTOEIC® L&RL&Rの平均も毎年上昇し、研修の成果が徐々に上がってきていると感じています。
※修了基準は、研修の目的・目標に合わせてカスタマイズしております。

今後の展望

もっと多くの社員に取り組んでもらいたい

自己啓発の英語プログラムの申し込み数は増えてはきているものの、まだ全社員の1割程度です。

昇格が内定してから2年以内に昇格基準をクリアしないと昇格が無効になる制度となっているため、TOEIC® L&RL&R600点未満の社員に事前に英語学習に取り組んでもらい、昇格のタイミングでは全員が600点をクリアしているのが理想です。

そのためにももっと多くの社員に英語学習に取り組んでもらいたいですね。
あとは、海外に在籍している社員も多いので、オンライン英会話の通信手段がSkype以外の選択肢もあるとありがたいですね。

日本電産株式会社

人事部 大津 裕美子 様

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